多摩区の花・行事









氏子の家から選ばれた幼児2人が稚児となり、その介添人が稚児に代わって丸木の弓でしの竹で作った矢を的めがけて射る素朴な行事で、 毎年、五穀豊穣、村内安全を祈願して1月7日に近い日曜日に催される。「マトー」とも呼び、 長尾神社奉賛会によって続けられている。
竹で編んだ直径約1.5mの的は表に白と黒の同心円が描かれ、裏側の中央には大きな鬼の字と四方に小さな鬼の字を記した紙がはってある。神事に続いて、本殿の前に敷いた座布団に稚児2人と介添人2人が座り、介添人が交互に10mほど離れた大きな的めがけて矢を射る。
弓矢で的を射る行事は川崎市内では、同神社のほか、多摩区の子之神社、麻生区の高石神社、宮前区の白幡八幡大神、中原区の日枝神社の5カ所で続けられている。いずれも馬に乗らない歩射と呼ばれる形式だが、神社によって弓矢の材質や的の形、儀式に違いが見られ、長尾神社は、座ったままで弓を射るなどの特色がある。



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